Ohio Brevet Series 300K Report (長文) |
今回の300kmブルベは2週間後のFlecheの練習と考え、一緒に走るDonna、Mattさんとペースを色々試しながら走ってきました。 300kmのルートはColumbusの西側がスタート/ゴール地点。新しいルートではあるが半分くらいは走ったことのある道。コースは簡単に言うと、100km北西に向かい、100km南下してそれから戻ってくるルート。後半100km近くバイクトレイルを使うフラット基調のルート。前日の金曜日の午後、Flecheのルートの最終確認をしながらスタート地点に向かった。結局6時間くらいかかってしまった。そちらの話は機会があれば。スタート地点のモーテルは先週一緒に走ったMattさんと部屋をシェア。受付を済ませてシャワーを浴びて、くつろいでいるところでMattさんデトロイトから到着。長距離ドライブ、お疲れ様です。そして11時には翌日に備えて寝ました。 当日、4時過ぎに起床。気温は2度くらいでちょっと寒い。服装はいつもの重ね着。足は厚手の靴下のみでシューズカバー無し。グラブはSealskinzの防水グラブにした。サングラスを忘れたのでコンタクトはやめてメガネで参加。 Bobの簡単な説明の後、GPSの時計で6:01に参加者51人が日の出前の暗い中、一斉に走り始めた。しばらくはDonnaがどの程度のペースで走るのか様子見のため後方で走り始める。久々のナイトランだが人数が多いと楽である。しばらくすると徐々に前方のグループと間隔が開き始めたが、今回は前に出るのは我慢。途中ボトルの水を飲もうとして、草むらへ突っ込んでしまったが転倒しなくて良かった。ハンドル周りが重いのかちょっとバランスが悪い気がする。しばらく走ると停めてある車の周りに参加者が集まっていて、事故かと思ったらシークレットコントロール。パジャマの上に防寒着を着たHamilton夫妻がチェックを担当していた。チェックに時間がかかり適度に集団がばらけた。このコースで最初の町Plain Cityでちょっとだけミスコースはご愛嬌。何度か通っているはずなのに左折ポイントを見過ごしてしまった。Plain Cityを出たところでテールライトを消して日中の走行モードへ。ここから最初のコントロール New Lewisburgまでほぼ一本道。Donnaの前に出て25km/hくらいでペースを作ってみる。Mattさんはちょっと前方の見える範囲を走っていた。緩やかにうねった道。早朝の郊外の道は気持ちが良い。40km地点のMilford CenterでMattさんにも声をかけてトイレ休憩。次のコントロールまで10kmくらいだが後方の参加者もつられて入ってきた。結局トイレだけ借りて何も買わずに出てしまって申し訳なかった。そこから淡々と10kmだけ走ってNew Lewisburgのコントロールへ。それほど悪いペースではなかったが、かなり後方で走っているようだった。一人で走るよりも気分的には楽だが、後ろに人がついていると思うと息抜きができず既に写真を撮る元気はなし。今回はMattさんに写真担当になってもらうとこにして(勝手にそう思っただけ)走ることに専念した。このコンビニでも結局何も買わず、前の人が残した水をもらったm(__)m。気温も上がってきたのでここでSealskinzのグラブを脱いで普通の長指グラブに交換。そして、Donna,Mattさんの3人で走り始めた。 今回のルートはここから30kmくらいだけアップダウンがある。ゆっくり登って平地で一定ペースに戻す繰り返し。登りはともかく、平地はいくらスピードを上げてもDonnaが付いてくるので結構足を使わせられる。自転車を新しくしたのが効いているか、はたまた冬場にしっかりトレーニングをしたのか。後方からプレッシャーを感じつつ、102km地点のコントロールRussell’s Pointのマクドナルドへ到着。まだBobを含め結構な人数の人が休んでいた。軽く食べようと思ってメニューを見たらまだ朝食メニュー。15分も待てばランチメニューになるがそこまで待てない。結局朝と同じものを口に入れる・・・。ボトルの中身も詰め替え、ウールの長袖ジャージは脱いだが、まだゴアのレインウェアを脱げるほど気温は上がっていなかった。 Russell’s PointもDonna,Mattさんの3人で出発。天気予報どおり南西の風、ここから100kmくらい思いっきり向かい風だった。Flecheの予行練習と思い、ひたすらDonnaの前でペースを保つことに集中。Donnaは風がこないベストポジションで付いてきていた。Mattさんは写真を撮りながら、まだまだ余裕?それほど強風ではなかったが遮る物が無く、前を引き続けるのが結構つらく20km/hくらいしか維持できない。 この写真はMattさんからいただきました 30kmくらい走った所のQuincyという町のコンビニでコーラで一息。疲れた。Quincyの町を出ると、Kiser Lakeの湖畔の道、景色は良かったが写真を撮る元気なし。そして、155km地点のSt Parisのコントロールに到着。休憩込みでまだ20km/hくらいを保っている。ここでゴアのレインウェアも脱いだ。Donnaに日没前に266km地点のLondonに着きたい旨を伝え、また3人で走り始めた。 ここからはXeniaまでは何度も走った事のある道。木々も結構あり風を遮ってくれる。2006年のFlecheで緊急避難した郵便局や転倒した場所などを確認しながらYellow Springへ。次のコントロールまで15km程だが無理せず休憩を入れた。出店が結構出ていて賑やかだった。ここまでくれば残りの大部分はバイクトレイル。完走は確実である。短い休憩のあと、バイクトレイルに入り、Xeniaのコントロールを目指す。人が結構出ていて走りづらいが車道よりは安全である。Xeniaの町に入りバイクトレイルから一般道に入るとすぐにコントロール。残り85kmほど。ゴールには夜10:00くらいには到着できそうだった。しっかり補給して3人で走り始める。 ここからゴールまで強い追い風を期待したが、夕方になり風は既に弱くなっていた。それでも30km/hくらいはキープ出来そうだった。ここまで200km以上走ったがいくらスピードを上げてもDonnaはしっかり着いてきていてこれならFlecheは問題無さそうだった。それよりも前を引く自分の方がもつか不安になってきた。Mattさんは写真を撮りながら走っているためか時折離れ(本人のレポートでは眠かったとか・・・)、時々スピードを緩めてMattさんを待ってはペースを上げる。予想よりも速く7:30にLondonに到着。残り30km強、15時間台でゴールできそうだった。Londonのコントロールでもう一人が合流。彼は初めての300kmということなので、ゴールまで一緒に走ることを提案した。 日没までまだ時間はあったが、ヘッドライト、テールライトを点灯させ、4人で走り始める。彼のスピードを考慮して22~25km/hでペースを作る。 Mattさんからいただいた、ゴールに向けてラストスパートの写真(クールダウン??) そして日没。後方から照らされる彼のライトがむちゃくちゃ明るく自分のライトが全然役立たず自分の影で見づらい。2年前なら他の人より明るかったのだが・・・。GPSは9:40くらいの到着を示していた。どうせなら9:30丁度に着こうとちょっとだけペースを上げる。朝通った道に合流するとゴールはもうすぐ。車に注意をしながらゴールを目指す。最後にペースを上げすぎたか9:28にゴール。最後までペースを保って走れ、いつもより楽に走れた。Bobの部屋で最終チェックを受け、Donnaとは2週間後に会うことを約束して分かれた。Mattさんと部屋に戻り、シャワーを浴びて夕食。ゴール前はどこでビールが買えるか考えながら走っていたが、どうでもよくなってしまい部屋に戻ってすぐに爆睡。楽しい300kmでした。 参加者51名、完走47名 走行距離:301km 走行時間:15時間28分(実走行時間13時間21分) 累積標高差:1550m(Ride with GPS補正値) |
by ntoshiyuki_jp
| 2010-04-15 09:27
| ブルベ
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