LBC Brevet 200km |
1月に1度200kmを走りましたが、2月は一時帰国等で自転車に乗る機会を 逸してしまい、R-12シリーズは24ヶ月連続で一時中断、3月からリセットして再挑戦です。 そして3月最初の土曜日の4日ケンタッキーのブルベ200kmに参加しました。ルートは2008~2010と同じ。もう何度も走っているルートです。 前日の金曜日ストームが通り過ぎて行った中西部、隣のインディアナ州で30人が亡くなるトルネードが発生し、その後も激しい雨風がケンタッキー州、オハイオ州を通り抜けていきました。その影響で前箔予定していたオハイオからの参加者は殆どが出走をとりやめました。 当日の土曜日は台風一過のような快晴、しかし、8m/sくらいの西風がづっと吹いていました。道路はなぎ倒された道路標識が多数、道路わきは倒れた木を片付けている人が沢山いました。ケンタッキーのブルベは曲がり角ごとに路面に矢印が書いてありGPSもキューシートも無くても走れる仕様になってます(2003年にこのマークを見落として迷子になってタイムオーバーになったこともありますが・・・)。 この200kmのブルベ、200kmといっていますが、実は20kmのボーナスマイルがあり単純計算1時間他のブルベより余裕がありません。獲得標高は2400m。大きな峠は無いけど牧場を横目に延々とアップダウンが続くかなり厳しい仕様になっています。 気温はスタート時で1度程度、日中も6~7度程度までしか上がりませんでした。服装はウールのアンダーウェア、半袖ジャージ、ウールの長袖ジャージ、ゴアのレインウェアの重ね着。1日中このままでした。 (↑ここ重要で、夏に1200km走る時の気温と服装の参考に覚えておきます) スタート前モーテルの周りを流していると、体が軽く今日は調子が良いかなと思っていましたが、40kmも走ったあたりから足が攣りそうな感じ。ここで限界まで走れれば次はきっと強くなれる、なんて最初は余裕をかましていましたが、80kmあたりにある長い登りで限界、ピキッと来た時には時既に遅し両太もも、ふくらはぎが一度に攣ってしまい、しばらくは自転車から降りることも、道の横に避けることもできなかった。車が少ない道で良かった。一方で、調子が悪いと壁のように見える登りも、良い時はなだらかに感じるけど(これホントです)、今回、上半身は余裕があり、ずっとなだらかな丘に見えていました。それだけに回らない足に苛立ちを感じていました。 110kmの折り返し地点からは、半分くらい向かい風区間。時々動けなくなりながらもクリア。最後の50kmは横風または追い風基調である程度スピードをキープでき、遠くに時折見えたと思われる前走者のテールライトを目標に(多分3kmくらい先、実際に見えていたのが自転車かは不明)、何とか12時間40分くらいで完走。終わってみれば定位置の最終走者。疲れた一日でした。 足が攣るのは色々要因はあるけど、今回は単なる走りこみ不足、情けないです。ケンタッキーのように細かいアップダウンが続くコースはパワーをかけて登れないとだめですね。 所属するチーム大王では120km以上のイベントを走ると1ポイントと数え、50ポイントとか区切り毎に表彰しています。1200km完走しても1ポイントですからすごい割り切り方です。なかなか潔いシステムだと思っています。それが今回で99ポイント。次回で100になります。多分今月で何となく過ぎてしまうんでしょうが、達成するからには、どんな難コースでもどっかと構えて淡々と走れるよう体を鍛えるか、仙人のように何が起きても平然と走れるよう精神を鍛えたいですね。体を鍛えるのは時間がかかるから、まずは精神方面ですかね。 |
by ntoshiyuki_jp
| 2012-03-06 04:44
| ブルベ
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