Colorado High Country 1200 西へ |
CHC1200のスタート地点は、コロラド州Denverの北西というか、Boulderの郊外のLouisvilleという街。ハイウェイの出口からすぐのホテルがスタート・ゴール地点。 問題は、家から片道2000kmのここまでどうやって移動するか。 お金さえ気にしなければ飛行機の距離なんだろうが、飛行機代は良いとしても自転車を飛行機に載せるだけで片道$200。往復$400。カナダに行こうものならさらに自転車だけで+$200~$300かかる。非常に高い。何往復かするだけで新しい自転車が買えます。折りたたみ自転車なら、預ける際、自転車と言わなければ費用は発生しないとの情報もあり。ただ、その折りたたみ自転車も結構な値段がする。ようは、世の中金かぁ・・・。 ということで、今年も車での往復とした。今回は燃費の良い新車のYaris (日本名ビッツ)での遠征となりました。I-70でひたすら西に進みます。 CHC1200のスタート地点の標高が1500m、最高地点は3300mになり、出発は1日でも早く現地に入って体を慣らしたほうが良いと言うことで、昨年より1日早い金曜日に、自転車、荷物を積み込み出発しました。道は去年と同じ。こちらを参考に。 家のあたりは標高230mくらい。これがインディアナ州、イリノイ州と西に向けて少しずつ高度を下げていく。 一番低いのが、イリノイ州とミズーリ州の境でミシシッピリバーの所。ここで標高150mくらい。 ここから徐々に高度を上げていく。ミズーリ州に入ると真っ直ぐ遠くまで見渡せるようになる。 気温は40度近く。暑い。 違いはカンザスの西のほうにあった風力発電施設が見えるところだけど昨年の10倍くらいの規模になっているように感じること。 いくら環境に与える影響が少ないとはいえ、これだけの規模。ここは本来風が強く吹く所で動物も植物も風が吹くことを前提に生息しているわけで、全体の風のエネルギーの何%かは知らないが、これだけの規模で風のエネルギーを風車を回すほうに取り込めば風は弱くなり、風が今までより弱くても生息できる物が入ってくると思われます。低周波騒音はどうなんだろか・・・。まぁ、推進する方の学者は影響無いっていうだろうなぁ。 同じようなことで、昔住んでいた所の近くに港ができたんだけど、環境に影響がないって言って防波堤やらなんやら作って港まで作ったけど、結局潮の流れが変わってしまって、海水浴場の砂がみんな流されてしまったということがおきました。現在は毎年すごいお金を投入して砂を入れて何とか形にしているけど、将来的にはどうなんだろう。 今自然エネルギーってことで太陽光発電もなんか言われているけどこれも同じ。各家の屋根に設置している間は良いけど、商業用に始めたら、土地を買収して一面太陽光パネル。地面には光も届かず草の一本もはえず、そこに生息していた動植物皆どこかへ行ってしまうなんてなるんだろうね。まぁ、人間がすることで環境に影響を与えないことなんて無いと思います。結論はないけど、ほどほどの生活で物を大切にして暮らすべきなんだろうなぁ。 な~~んて、車にのってただただ真っ直ぐに進むだけの時間が長く何か他の事考えないとやっていられない。いや、時々ガソリンの残量でひやひやしながら走ったりもしたが・・・。しかし、カンザス州は長かった。ただひたすら一本道で720km・・・。 あと、昨年との大きな違いは、水不足。牧草地の草は殆ど枯れていたこと。火事の危険性はコロラドだけでなくカンザス、ミズーリあたりも高いようだ。たばこを投げ捨てるなというサインを沢山見た。 カンザス州ももうそろそろ終わりと言う所で日没。 話を戻すと、家を出たのが7:30。到着は昨年と殆ど変わらない現地時間で11:30頃。真っ暗な中デンバーの街のあかりが見えた時にはほっとしました。 前回の慣れからか休憩が少なかった分今回は速かった。 本日の宿はMotel 6この辺では一番安い所。あまりお勧めしないが単に朝まで寝るだけなので気にしない。少しでも寝だめしておきたかったので、すぐに寝た。 翌日は即席高地トレーニングです。 続く |
by ntoshiyuki_jp
| 2012-07-19 19:08
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