LBC Brevet 300k 走行記その2 |
170km地点で10分間のコンビニ休憩のち、長指のグラブ、頭に巻いていたバンダナを外して、先に進んだ。気温は上がってきているが、風は冷たく体感気温は高くない。冬用のタイツを選んで正解だった。 コースに戻り、直後にある小さめの峠を越えるとあとは200km地点のHarrodsburgまではケンタッキーフラットと呼ばれる緩い(?)アップダウンの連続。CPまで10kmほどの地点で前走者が目に入る。彼は同じ地域に住んでいるDaniel、オハイオの200kmでもはぼ同じ時間にゴールした人である。追いつきそうだったが、Harrodsburgの街の中の信号でつかまってしまった。そしてCP、着いた直後に3名が入ってきた。この3人はチェックだけ済ませると先にCPを出て行った。ここでボトルを満たし、後半区間の一番厳しい区間、且つ向かい風を越えるべく先に進む。 CPを出て10kmほど、先ほど充分な補給を済ませたはずだが足が回らない。サプリメントを摂っていない事を思い出し、一度自転車を止めて補給。また回せるようになる。大きく下ると一番長い登り区間。川は先日の雨の影響か水の量が多い。 あせらず着実に登り、Salvisaの街へ。休憩する理由も無く、今回はパス。街の中を過ぎるところで前方に、Danielを見つける。 彼をパスして、Lawrenceburgの街へ。CPまであと5kmくらいの所で先行しているはずの3人に抜かれる。途中で休憩を入れていたようで元気な彼らに着いていく力は無かった。CPには夕方6:45に到着。カードのチェックを受けると、トップはこのCPを3:45に到着したとの事。CPで彼らに迂回路について聞いたら、朝大丈夫だったから普通のルートを通れば大丈夫と言われる(何故知っている?!)。 このCPでどうしても固形物が食べたくなり、チキンヌードルスープを購入。そして、トイレに行っている間に、先ほどの3名とDanielが出て行った。気温が結構下がってきたのでグラブを長指に変える。日没後はカメラは使えないと思いポケットに入れていたカメラをバッグに入れた。残り60km、あと一がんばり。追い風区間が多いかなと思ったが、夕方になって風は止んでしまった。今朝迂回路を通ったために今回通っていない正規の20kmの区間に放し飼いの犬が多かった。朝なら比較的楽にかわせるが、250km以上走った後では振り切るのはかなり力がいる。以前放し飼いの犬に噛まれたこともあり、気が抜けない。そんな追いかけっこを何度か繰り返すと、前方にまたまたDaniel発見。残り30kmくらいで彼に追いついたものの、こちらはナイトランの準備がまだできていない。自転車を立てかけられる場所を見つけてナイトランの準備。ヘルメットのライトに電池を入れ、テールライトを点灯させた。程なくして日没。本格的なナイトランは今回が初めて、ライトの感じとかを見ながらゴールを目指す。残り10kmほどになるとゴール地点のShelbyvilleの灯りが見える。ここからが結構遠い、どこで上げているのか分からないが、花火も見える。ゴールのモーテルに入ると、先にゴールした3人が片づけをしていた。そして主催者のSteveの部屋に入るとDanielがちょうどカードにサインを終えた所だった。 Steveの部屋でシャワーを借りて今日1日の汗を流し、そして帰りの2時間のドライブ。家では家族が食事を作って待っていてくれた。感謝。 まだまだ補給関係のトライは続くが、今年3回走って、ある程度補給がうまくいけば航続距離を延ばせることは確認できた。この試行はまだまだ続く。 走行距離 310km 走行時間 15時間48分 実走行時間 14時間25分 累積標高差 4200m(GPS測定値) 天候 曇り 最低気温4度、最高気温14度 最大風速 北北東 5m/s |
by ntoshiyuki_jp
| 2008-04-09 00:54
| ブルベ
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