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旧タイトル:風を感じて自転車記Ⅱ センチュリーラン、ブルベを中心に北米での自転車ライフを紹介しています。新テーマGPS活用を追加
by ntoshiyuki_jp
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OR-300km 走行記 その1
 ケンタッキーで既に300kmを走っていたが、今年はロッキー1200kmのために走り込みがしたくて翌々週のオハイオの300kmにもエントリーした。今回も100kmおきの補給のテストは継続中である。

 今回の300kmはスタート地点は前回の200kmと同じだが、10km地点の街で200kmのルートと分かれて進路を東に変え、そこからひたすら東へ向かう。CPはほぼ50kmおきにある。天気予報は雨の確率が高く、風も後半向かい風になりそうである。気温は高めでスタート時点で7度ほど、最高気温は20度近くまで上がり、もう冬の装備はいらない・・・はず。

 朝3:00前に起床、そして3:30には車に乗りスタート地点のAlum Creek Damに向かった。途中休憩を入れ、Alum Creek DamのParkingに5:20頃に到着した。既に参加者は集まりはじめており、準備に忙しそうだった。受付時、簡単な車検を済ませ受け付け。ブルベカードとキューシートをもらう。車検ではフロントライト、テールライトの動作確認と反射ベスト、反射アンクルバンドを見せた。ヘルメットは車の中においたままで、ヘルメットあるよねと一応聞かれた。

 今回の服装は、半袖ジャージ、ウールのアンダウェア、レインジャケット、レーパン、タイツ。ちょっと身軽になったような気がする。
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 5:50、ブリーフミーティング。ルートの説明が主であまり注意点はなかった。70~110km、190~130kmのHWY541の40km区間が今回一番きつい区間のようである。Monster Hillは無いよと主催者のBobが言っていたが、強いライダーの言うことを真に受けると後で痛い目を見ることになる(笑)。それと、Bobより前にゴールした場合は前回同様車に付けられた封筒にカードを入れること、そしてBobが帰った後にゴールした場合は郵送でカードを送るということが付け加えられた(つまり回収とか一切ありません)。ボランティアスタッフも無し。

 日の出前の6:00、Bobを先頭に16名が駐車場を後にした。長~~い一日の始まりである。スタートしてすぐの坂で集団が長くなり、そこを越えたフラットな区間でペースに見合ったグループが作られる。今回も前回と同じRoyがペースを作る中段グループに入った。ペースは25~30km/h程度。10km地点の街で前回のコースとは分かれる。このあたりから周囲は明るくなってきた。オハイオらしい畑の中の道。車は殆ど通らない。このグループは10名くらいだったが、30kmあたりで気がつくと8名になっていた。そして8人のグループのまま最初のCPの街Uticaに到着。この50kmは2時間かかっていなかった。ちょっと遅れてBobが到着。

 ここでは補給は不要だったのでカードのチェックだけして、そしてサングラスのレンズを日中用のものに交換だけしてコースに戻った。休憩時間は5分ほど。皆休憩の長さが違うようでここでグループは崩壊した(自分が一番悪い?!)。PBPの時にも書いたが、集団行動ができないメンバですから・・・。
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 Uticaの街を出ると、いよいよオハイオの東部らしい大きなアップダウンが増えてくる。これも普通と自分に言い聞かせてゆっくり、でも着実に進めることだけに集中した。そして、先ほどのCPから10kmも走ったところで一度小さな街に出る。ここでアーミッシュの馬車と何度もすれ違う。そういえば馬車注意の看板もあったことに気付く。
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 また同じような景色の中を10kmほど走ると小さな街に出て、いよいよ今回いちばんきつい区間のHWY541がはじまった。街を出てすぐに長めのアップヒル。このあたりで先ほどのグループの人達に抜かれはじめる。極端なスピード差は無いが、徐々に離れていくのは悲しい物がある。って言いながら写真を撮っている・・・。
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 110kmのCPまで20kmほどの所のWest Bedfordの街にお店があることを確認。往復ルートは復路に備えて色々チェックできるのが良い。West Bedfordを越えたところでまたまた長い登り。そういえばケンタッキーの人達がオハイオは何も考えず丘を真っ直ぐに越えていく道ばかりで嫌いだと言っていた。今ならその意見に賛成でます(笑)。じっくり登っていたら、前に二人の参加者。皆苦労しているようである。登りきった所で彼らは小休止。パスするときにもうすぐ110km地点のCoshoctonのCPだと言われてその気になってしまった。実はまだ15kmくらいあった。先ほどの長い坂を登り切るとフラットな直線の道、建物どころか、畑も無く、景色は高原を思わせるような低い草しか生えていない不思議な景色だった。そして長いダウンヒル(といっても1kmくらいか)を下るとCoshoctonの街に入る。ここは何度か通過したことがある街。CPのTim Hortonsに到着。時間は10:40。中段グループのメンバもここで休んでいた。Tim Hortonsはチェーン店で2006年のVanIsle1200では何度もお世話になった。ここでヨーグルトとコーラを購入。それらを食べて、ボトルを満たしただけだったが、椅子のある所では休憩時間が長くなってしまう。気温が上がってきたのでレインジャケットを脱いだ。そして、20分弱の休憩でコースに戻った。
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 Coshoctonの街では信号待ちが多くちょっとストレスが溜まる(今まで信号は数えるほどしか無かったので・・・)。Coshoctonを出ると一度大きな丘を越える。そしてまたWest Lafayette, Newcomarstownとフラットな区間が続く。今までひたすら東に向かってきたが、Newcomarstownの街で進路を北東に変え、折り返しのStone Creekへと向かう。ここは追い風区間足を使いすぎないように気を付けながら30km/hくらいの快適な走り。
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 そして丘を越えるとStone Creekに到着。12:30だった。先に到着していたRoyともう一人休んでいた。この街唯一のコンビニであり間違えようが無い。オレンジジュースを買ってカードをチェックしてもらう。休んでいるところで、Bob他2名が到着。Bobにこの先の道について聞くと、車で確認しただけだけど快適なルートらしい・・・。強いライダーの言うことは信用できない・・・。なら聞かなければ良いのにね。
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 Stone Creekの街を後にすると、緩い下りのはずが前に進まない・・・。と思ったら向かい風。来たとき追い風だったから当然と言えば当然だが・・・。回復区間と思って短い休憩でCPを出たが後悔。ひたすら我慢。誰かと一緒に走れば楽かと思ったが後続は追いついてこない。そして行きに通ったフラットな区間と合流。と思ったら遠くから汽笛が聞こえ遮断機が下りた・・・。幸い短い貨物列車でそれほど待ち時間は無かった。
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 West Lafayetteの街ででブルベ参加者の様な装備のサイクリストとすれ違ったが、後でBobに聞いたら参加者では無かったらしい。Coshocton手前の丘へのアプローチで後続の1名が追いついてきた。しかし、既に着いていく元気が無く徐々に離れていった・・・。

 CoshoctonのTim Hortonsには2:20に到着。200km換算でも9時間を切っている・・・。オーバーペースだった。ここでは今朝と同じヨーグルトとコーラでを購入。後から考えるともうちょっと食べておけば良かった。中段グループのメンバは皆10分以内で到着。だいたい同じペースで来ているようであった。

 ここまでは天気予報に反して、曇り/晴でかなり快調に進んできた、このまま行けば13時間台でゴールできるかもと淡い期待をしていたが、そううまく事が運ぶはずもない。その話は続きで。
by ntoshiyuki_jp | 2008-04-24 09:20 | ブルベ
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