OH600km |
オハイオで開催された600kmに参加してきました。 結果は呟いていたので既に知っていると思いますが、160kmくらい走ったところでDNFを決めました。 前兆は朝3:50に起きた時に足が攣った・・・。 朝4:30にHome Depot(DIYショップ)の駐車場に集合。参加者は7人。寂しい600kmとなりました。 かなり暑くなる予報だったので、サプリ類を多めに持ちいざスタート。 今回のテーマは「頑張らない」。無理して前を追わず、坂でも無理して重いギヤは踏まない。厳しいコースなのでエナジーを極力セーブした走りに徹したはず・・・。スタート直後は涼しくて気持ちが良い。既に半袖半ズボンなんですが・・・。3週間前に走った400kmでは気温数度で寒さに震えていたのが信じられない。 57km地点のSomerset。頑張らなかったが2時間半かかっていない。 このルートはSomersetから本格的なアップダウンがはじまります。ちょっと長めの登りを終えた後で休憩。頑張っていないはずなのに足が攣りそうな感じ。ボトルの水の残量に注意しながら足にかけたり冷却に努めます。 2つめのコントロールは110km地点のMcConnelsville。大型バイクを乗った人が沢山。日陰で休憩するが、食欲が後退しているのが分かる。既にピザとかハンバーガーとか臭いも嗅ぎたくなくなっている。TUMSを飲んで回復に努める。 McConnelsvilleを出るとしばらくは川ぞいの気持ちの良い道。後に続く登りを考えつつ今を楽しむ。 そして川を離れると、かなり厳しいアップダウン。セーブしていたはずなのに力が出ない。何かがおかしい。 景色はオハイオらしいうねった丘が続く。しかし、完全に足が回らなくなっていた。日陰で10分ほど横になると多少ましになるが回復が遅い。この区間60km。唯一補給可能なのは40km走ったWatertown。過去に何度かお世話になったお店がある。そこまで行けば水も手に入るし氷で体が冷やせる・・・、はず。しかし、お店は廃業していた。Watertownって名前なのに水一滴買えるところ無し。とりあえず、庭に出ていた人にお願いして水道を使わせてもらい、ボトルを満たすと共に頭から水をかけた。そして木陰で横になるが、両足・両手が攣って動けなくなってしまった。過ぎていく時間が気になるが、足も手も指も曲げられない。1時間くらいしてやっと動けるようになったが、次のコントロールはどう頑張っても制限時間ぎりぎり。さらに次の区間は気象条件もルートも厳しく、引き返すことも難しい区間。残念だがDNFを決めた。 前のコントロールからここまでおよそ40km程に4時間近く費やしてしまった。公共交通機関がないアメリカ、妻を呼んだとしても片道5時間のドライブ。往復することを考えると自走で帰れる。日没を過ぎればもう少し楽になるだろうと、ゆっくり引き返した。ただし、ルートはある程度補給可能な大きな道を選んだ。無事スタート地点に戻ってきたのは深夜2時半。21時間を越えるの冒険になってしまった。 今回、天気は快晴、最高気温は32度。体感気温はもっと高かったはず。参加者は7人、完走者は2人だった。 次は、RUSA CUP達成のため、ノースカロライナの1000kmを走ることを計画していましたが、ちょっと別の問題が発生してしまい走らないことにしました。まぁ、その話はまとまったらしたいと思います。 |
by ntoshiyuki_jp
| 2013-06-25 09:05
| ブルベ
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